2011年12月28日水曜日

苔むすお寺に行ってみたが、生命力がなかった。

苔寺を訪問。
「西芳寺」と呼ばれる京都のお寺です。
近年興味を持ち始めたコケ。
12月初旬で枯れた感じもよいのではないかい、と
いやでもそんなに期待していったらアレやで。
そんなたいしたこと無い、ぐらいで行ったらええんちゃいますか。
そんな心理的調整をし、やりたくもない写経も書いてたら楽しくなったりしつつ
本願のお庭へと。
芝生のように美しく、庭一面に養生しているコケ。
もこもこと、丸みを帯びてくるのがコケの愛らしい性質。
毛足が長いのでアルパカ的印象。 2色の苔。モダーン。
もっと鬱蒼としたイメージを持っていましたが、そうでもない。
千利休がらみの茶室も見逃し、あっさり巡りました。
記憶のなかではプラスチックのジオラマみたいに残ってしまった。
生命や熱が感じられなかった。
こころをふるわすほどの空間というのは、なかなか出会えない。
タワーのようにするり、と京都観光終了。

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